「何回ハマると10%・5%・1%になる?」を逆算する
前回は、1/99・1/199・1/319.7で500回・750回・1000回・1500回まで1度も当たらない確率を比較しました。
今回は逆です。
「ハマり確率が10%・5%・1%まで下がるのは、何回転くらいなのか?」を、大当たり確率ごとに逆算します。
アバくん「1000ハマりは4.36%」みたいに回転数から確率を見るんじゃなくて、今度は「5%になるのは何回?」って見るのか。
ヤバくんそう。珍しさの基準を先に決めて、そこへ届く回転数を逆算する。
先に結論|10%・5%・1%になる回転数
通常時の各回転が独立し、大当たり確率が一定という前提で、その回転数まで1度も当たらない確率が初めて10%・5%・1%以下になる回転数を求めると次のようになります。
| 大当たり確率 | ハマり確率10%以下 | 5%以下 | 1%以下 |
|---|---|---|---|
| 1/99 | 227回 | 296回 | 454回 |
| 1/199 | 458回 | 595回 | 915回 |
| 1/319.7 | 735回 | 957回 | 1470回 |
同じ「ハマり確率1%」でも、1/99では454回、1/319.7では1470回です。
元の大当たり確率が重いほど、同じ珍しさに到達するまで必要な回転数も多くなります。
1/99は227回で10%を下回る
1/99の場合、226回まで1度も当たらない確率は約10.0818%です。
227回になると約9.9800%となり、初めて10%以下になります。
| 目安 | 回転数 | その回転数まで当たらない確率 |
|---|---|---|
| 10%以下 | 227回 | 約9.9800% |
| 5%以下 | 296回 | 約4.9534% |
| 1%以下 | 454回 | 約0.9960% |
1/99では500回ハマりでもすでに1%を大きく下回るため、同じ500回でも1/199や1/319.7とは珍しさがかなり違います。
1/199は458回で10%以下
1/199では、457回まで当たらない確率が約10.0031%。
458回になると約9.9529%となり、初めて10%以下になります。
| 目安 | 回転数 | その回転数まで当たらない確率 |
|---|---|---|
| 10%以下 | 458回 | 約9.9529% |
| 5%以下 | 595回 | 約4.9912% |
| 1%以下 | 915回 | 約0.9956% |
1/199では「500回ハマり」が約8.05%なので、10%ラインは超えていますが、5%ラインまではまだ届いていません。
1/319.7は735回で10%以下
1/319.7では、734回まで当たらない確率が約10.0309%です。
735回になると約9.9995%となり、初めて10%以下になります。
| 目安 | 回転数 | その回転数まで当たらない確率 |
|---|---|---|
| 10%以下 | 735回 | 約9.9995% |
| 5%以下 | 957回 | 約4.9881% |
| 1%以下 | 1470回 | 約0.9999% |

1/319.7だと、1000回ハマってもまだ1%より上なんだな。

そう。1000回ハマりは約4.36%だから、1%ラインへ行くにはさらに回転数が必要になる。
「10%」は約10区間に1回という感覚
ハマり確率10%は、同じ条件の独立した区間を大量に繰り返したとき、計算上はおよそ10区間に1回程度起こる水準です。
5%なら約20区間に1回、1%なら約100区間に1回という感覚になります。
ただし、実際のホールで「100台に1台は必ずこの回転数までハマる」という意味ではありません。
稼働量、途中で遊技をやめる人、営業時間、機種の状態変化などがあるため、単純な台数比として読むものではありません。
逆算式はどうなっている?
ハマり確率を P、大当たり確率の分母を D、回転数を n とすると、
P = (1 - 1/D)n
です。
今回はこの式を回転数nについて逆算して、10%・5%・1%になる境目を求めています。
実際には整数回転しかないため、計算値をそのまま小数回転として使わず、その確率以下へ初めて入る整数回転数を採用しています。
10%を切ったから「そろそろ当たる」ではない
ここも重要です。
「ここまでハマる確率が10%を切った」というのは、最初の1回転からそこまで1度も当たらなかった事象がどのくらい珍しいかを表しています。
すでにその回転数までハマった後に、次の1回転の大当たり確率が10%になるという意味ではありません。
- 1/99なら次の1回転も約1.0101%
- 1/199なら次の1回転も約0.5025%
- 1/319.7なら次の1回転も約0.3128%
通常時の独立抽選という前提なら、過去のハマり回転数だけで次の1回転の確率は変わりません。
前回の1000ハマり記事と合わせると見やすい
前回の1000ハマりの確率比較では、回転数を500・750・1000・1500回に固定して、1/99・1/199・1/319.7でどれくらい違うかを比べました。
今回はその逆で、確率10%・5%・1%を固定して、どの回転数でそこへ到達するかを見ています。
2本を合わせると、
- 回転数を決めて、珍しさを見る
- 珍しさを決めて、回転数を見る
の両方向から確認できます。
ハマり確率ツールでも任意回転数を確認できる
アバくんですの会員向けハマり確率ツールでは、登録機種の大当たり確率を使って任意の回転数を入力できます。
「735回なら何%?」「957回なら?」「1470回まで行ったら?」のように、今回の境目を実際の登録機種で確認できます。
使い方はハマり確率ツールの使い方で説明しています。
ST・RUSH・LTなど確率が変わる状態は別
今回の逆算も、通常時に同じ大当たり確率で独立抽選が続く前提です。
ST、時短、RUSH、LT、残保留など、抽選確率や状態が変わる区間を通常時の1/99・1/199・1/319.7としてそのまま混ぜるものではありません。
データカウンターの表示回転数だけで判断せず、どの状態の回転数なのかを確認する必要があります。
今回のまとめ
- 1/99では、ハマり確率10%以下が227回、5%以下が296回、1%以下が454回。
- 1/199では、458回・595回・915回。
- 1/319.7では、735回・957回・1470回。
- 同じ10%・5%・1%でも、大当たり確率が重いほど必要回転数は多くなる。
- 10%以下になったから次の1回転が10%で当たる、という意味ではない。
- 次の1回転の通常時大当たり確率は、元の1/99・1/199・1/319.7のまま。
- ST・RUSH・LTなど状態が変わる区間は通常時の単純計算と分ける。
次は「何倍ハマり?」で比べる
続編では、300回・600回・1000回という絶対回転数ではなく、大当たり確率の分母に対して何倍ハマっているかで比較しました。パチンコ2倍ハマり・3倍ハマり・5倍ハマりの確率は?|1/99・1/199・1/319.7で比較で確認できます。
今回登場した重要語句
今回登場した重要語句の意味は、用語集で確認できます。読み終えたら、ブラウザの「戻る」でこの記事に戻れます。